「浜松うなぎ」の魅力を発信するイベント「浜松うなぎスタジアム2010」が1月30日、浜松市の中心市街地で開かれた。
創作料理コンテスト、新メニューの試食会、うなぎ博物館など多彩な行事が繰り広げられ、K−MIX(FMラジオ)の公開生放送のもと、大勢の市民でにぎわった。
浜松うなぎスタジアム2010は、 浜松商工会議所、浜松うなぎ料理専門店振興会、浜名湖養魚漁協、市などが連携して昨年秋から展開する「浜松うなぎ大好き宣言プロジェクト」のメーンイベント。
同市中区千歳町のモール街特設会場では、浜松の地域ブランド米「やら米か」を使った特製うな丼1000人分がミス浜松より無料にて振る舞われ、かば焼きの香りに誘われた市民が長蛇の列を作った。
一般公募による創作料理コンテストでは、佐藤さん(浜松市)の「うなとろステーキ」が優勝、西尾さん(静岡市)の「ウナギとフォアグラのコンソメスープ仕立て」が準優勝に輝いた。
また、 浜松市内の専門店が考案した「うなぎバーガー」や「うなぎシューマイ」などのアイデアメニューも会場に並び、来場者の人気を集めた。
浜松市の1世帯当たりのうなぎのかば焼き消費額は全国1位!
同プロジェクトの神谷竹彦実行委員長は「『うなぎの街』としてのブランド力を高め、うなぎのパワーで浜松を活性化していきたい」と話し、専門店振興会の徳倉朝夫会長は「浜松もみんなで努力して、県全体のうなぎ産業振興につなげたい」と意気込んだ。 |